10月17日放送のTBS『マツコの知らない世界』で、マツコの知らない一生使える日用品が紹介されました。
以前にも同番組で一生使える日用品が紹介されていたのですが、その第二弾です。
前回放送された内容や日用品については以下の記事にまとめています。
前回マツコも驚愕した職人が作る一生使える日用品が今回もたくさん紹介されていて、使うたびに気持ちよくなれる伝統工芸品を全国568人の職人を口説いた河内さんが紹介されました。
そこで番組内で紹介された一生使える日用品をまとめました。
パッと見るための目次
岩井つづら店・手文庫つづら
まず番組冒頭で全国568人の職人を口説いた河内さんがマツコへのお土産として持参したのが、江戸末期創業で都内で唯一のつづら店である、岩井つづら店の手文庫つづら。
防虫効果に優れた漆を使用していて、昔は着物入れとして愛用されていたそうです。
以前他の番組でマツコが「重要な書類を入れる箱がない」とぼやいていたのを聞いた河内さんが、マツコへのお土産として選んだのがこのつづら。
直接店舗まで出向くか、岩井つづら店のショッピングサイトから通販で購入可能です。
備前長船・日本刀包丁
”切れ味が気持ちよすぎる究極の刃物”として紹介されたのが備前長船の日本刀包丁です。
日本刀の鍛冶職人が、日本刀を作る技術を使って作ったのがこちらの日本刀並みの切れ味を持つ料理包丁。
製作工程は日本刀と全く同じ工程で、”折り返し鍛錬”という日本刀を作る職人しか使えない高度な技術で鋼(はがね)を鍛え、その後手槌で100回以上たたき、0.1mm単位まで調整して包丁の形を成形してできあがります。
鋼の密度が高いので折れづらく曲がりづらく、ブロック肉やサバなども簡単に切ることができます。
この包丁の切れ味にはマツコも驚いていました。
11年使用しても刀が1.5mmしか擦り減らず、無料でとぎ直しもしてくれるのでまさに一生使える料理包丁です。
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大矢製鉄所・純銅製おろし金
次に紹介されたのが、大矢製鉄所の純鋼製おろし金。
この純鋼製おろし金の特徴は、職人が一つ一つの刃を手作業で目立てて製作しているということ。
機械でやると目が均一になってしまいますが、手作業ですることで刃の間隔、目の高さをあえて不揃いにしています。
そのため均一にしているとおろすうちに大根がぎざぎざになってしまいますが、手作業であえて不揃いにすることで筋目がつきにくくおろしやすくなります。
またこのおろし金はリバーシブルになっていて、表面は大根、裏面は目が細かいためわさびなどの小さな薬味をおろすのに最適なようです。
すりおろすというよりは切りおろすという感覚で、マツコ曰くストレスのはけ口になりそうなくらい気持ちいい切り心地だそう。
裏面でわさびをおろすとかなりわさびの風味が立つので、「わさびってこんな匂いしてたのか!」とびっくりしていました。
離乳食やパン粉、生姜をおろすのにも使えるそう。
普通のおろし金と比べて水分やうまみ成分が外に出にくく、実際に大矢製鉄所のおろし金でおろした大根やわさびを食べたマツコも「すごいいい!」と絶賛していました。
足立茂久商店・わっぱ
続いて”冷ご飯が炊きたての味になるわっぱ”として紹介されたのが、足立茂久商店のわっぱです。
つるっつるのさわり心地でマツコがこのわっぱに触った感想は「これが本物なんだね」。
河内さん曰く美味しくなくなった冷ご飯もこのわっぱを使えば炊き立てのご飯に戻るとのこと。
炊き立てのご飯に戻す方法は簡単で、わっぱ全体を水で濡らし冷凍ご飯を入れて電子レンジでチンするだけ。
またこだわり抜いたひのきを使っているため抜群の香りのご飯が食べられます。
マツコは「ヒノキの香りで温かいお風呂に入っているみたい。」という感想。
またご飯だけでなく、野菜を入れても美味しく食べられるそうです。
備前焼・DAIKURA・ビアマグタンブラー
続いて紹介されたのが、”缶ビールの味が1級品に変わる”、DAIKURAのビアマグタンブラーです。
このビアマグタンブラーの特徴は備前焼独特の藁を巻いて模様をつける方法で作るため、一つ一つ模様が違うということ。
また模様だけでなく機能もすごく、ビールを注ぐと泡はクリーミーになります。
番組内では普通のグラスに注いだビールと比較した画像も紹介されていましたが、その差は一目瞭然でした。
肝心な味は、マツコ曰く「ビールの味が濃くなって深みが増す」とのこと。
なぜこのビアマグタンブラーに注ぐとビールが美味しくなるのかと言うと、備前焼特有の作り方にあります。
釉薬を使わずに土と炎だけで焼き上げるため、表面に空気を通す小さな穴があり通気性の良さから酵母菌の働きが活発になるのだそう。
ビールだけでなく、ワインやウィスキーを注いで飲んでもかなり美味しくなるみたいですよ。
中村銅器製鉄所・銅玉子焼鍋
”玉子焼きがふわふわになる鍋”として紹介されたのが中村銅器製鉄所の銅玉子焼鍋です。
見た目も綺麗でマツコも見ただけで綺麗~!と大絶賛していました。
銅は熱伝導がいいため焦げ付きやすいと思いがちですが、こちらの玉子焼鍋は錫(すず)の焼き付けという高度な技術を用いて作られているため、錫(すず)特有のでこぼこが表面に出てきて、そのざらざらによって油を浮かせて焦げ付きづらいそう。
また量産品のメッキ加工よりはがれづらいそうです。
番組では実際にマツコと一生使える日用品の紹介者の河内さんが玉子焼きを作られていました。
実際に自分で作った玉子焼きを食べた感想は、「美味しい!上手に焼ける。テフロンのやつより焼きやすい」。
油なじみがいいので焦げ付かず玉子焼きの角が立ち、美味しい玉子焼きができるみたいです。
かみや民芸店・名刺入れ
最後に紹介されたのが、兵庫県の城崎温泉にあるかみや民芸店の名刺入れ。
原材料は麦わらの茎を一本一本染料して色を付けたもの。
染色したストロー状の麦わらを切り開いて、下書きの上から型取りナイフで切り抜いたパーツ一つ一つを国産のご飯粒で貼り合わせて作られています。
マツコはスタジオで紹介されたこちらの名刺入れを全て買い取るくらい気に入ったよう。
さいごに
マツコの知らない一生使える日用品の世界、いかがでしたか?
自分用としてはもちろん、父の日や母の日や誕生日、還暦祝いなどさまざまな場面でのプレゼントとしてもおすすめのものばかりなので、よければ参考にしてください☆